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なぜ新年には初詣に行くのか?神社にいくと願いがかなうからだ。
スピリチャルな話しではなく、願いなんてのは単なる思い込みだが、
勘違いでも思い込んだ結果、願いが勝手にかなう仕組みになってる。

例えばブサイクな男が、俺はめっちゃモテると勘違いする。
いくらフラれても勘違いしたままでアタックし続ければ、
どれだけ成功確率が低かろうがいつかは上手くいく。

反対に事実そのままに、俺はモテないと思えばそこで終わってしまう。
つまり、願いは意図的に勘違いすることによって、現実を歪曲することだ。
願いはかなったと思って願え、と言われる背景にはこの仕組みがある。

さらには今だとSNSで願望を発信すれば、ほとんどの願いはかなってしまう。

とある女性は、お腹が減るとSNSで「おなかすいた」とつぶやく。
そうすると様々なおっさんから、様々な食事案が提案される。
そこから彼女はどの男というより、どのメニューにするか選ぶのだ。

おっさんとは一つの悲劇である。

ここまで話して、改めて新年はじめに読むのにオススメな本を紹介したい。



趙(チョーヒカル)作の「SUPER FLASH GIRLS 超閃光ガールズ」だ。
というのも、これもネットによって夢がかなった例だと思うからだ。

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さまざまなボディアートと、そのアートのコンセプトがコトバになってる。

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女性はかわいい毒である。

このアートを見て思い出したのは谷崎潤一郎の小説「刺青」。刺青を彫られた少女が女として覚醒する物語だが、チョーさんの描くモノにはいずれもストーリーと真実がある。ちなみにこのモデルはマンガ家の山科ティナさんだ。なにやってんだ。

チョーさんと初めて会ったのは、ネットで話題なのを見たのがきっかけだ。
恐ろしいボディペイントで話題の趙(チョウ・ヒカル)さんのTwitterがシュールすぎ+【画像】 - NAVER まとめ

それ以来、美女をスケスケにしてくれとか、

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乾燥機をキャラクター化してくれとか、

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しまいにはハゲの頭に海岸を描いてくれとか、ムチャばかりお願いしていた。

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今では反省している。

それにしても、ネットで話題になってからこれまで、
どんどんと有名になっていくチョーさんをはたで見ていて、
あらためてやりたいことはどしどし発信していった方がいいなと思った。

冒頭でいった通り、SNSとは現代の神社であり、願いをかけるとかなうからだ。「願うが勝ち」。そんな気分にさせてくれる本なので、願いをかける初詣の時期にオススメだ。


以下余談。
それにしても本で笑ったのは、最後のQ&Aで「どこか変人じゃないとアートなんてできないの?」という問いに、「そんなことはなく、私は平凡だし、作品をつくりたいと思えばみんなできると思う」とチョーさんが答えたところだ。

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作品集にも載ってるこの鞄を持ってトコトコと撮影現場にやってきて、度重なる奇行(というかイタズラ)を繰り広げるチョーさんを思い出して、どこが平凡なんだよ、と思わず心の中でツッコミが100回くらい入ったが、実際に彼女の実感なのだろう。

アイデアがでないときはカフェで4時間うなることもあるという。店からすると単なる不審者だが、超人っぽいチョーさんでもそうなのかと思うとホッとする。

クレジットありがとう。
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