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女性の写真を撮るときは、影をつけないのが基本だという。
例えば自然光を斜め後ろから入れてレフ板を当てる。
そうするとやわらかく、美人に写る。

つまり、上の写真は実にヘタクソだ。
暗がりで逆光、陰影入りまくりである。
しかし今までで一番ウケた写真となった。賛否両論だけど。

※写真を掲載した記事はこちら
なぜ女性へのプレゼントには「ボールペン」が良いのか?

単にモデルが美人だからかもしれないが、
なぜウケたのかを考えてみた。
下は同じモデルの過去の写真。

比較すると冒頭の写真の酷さがわかる。

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これまでなら、酷い写真だと撮りなおしていた。
しかし実は、酷い方がリアルに見えるのではないかと、
考えを最近あらためたので冒頭の写真をそのまま使った。

「あまり綺麗に撮ると、嘘っぽく、広告っぽくなってしまいウケない」
という話をブロガーとしても有名なnarumiさんから聞いたことがきっかけだった。

話を聞いたのはテレビ番組で共演したときの事で、次のnarumiさんの発言が面白かった。

ウケるコンテンツを作る秘訣は"リアリティ"〜SENSORS SALON #6「コンテンツマーケティングの今と未来」 (2/4)

僕もブログでも何でも、記事を書くときはデジカメを使わず全部iPhoneのカメラで写真を撮っています。カメラで綺麗に写真を撮ると普通の人にとって、逆に宣伝っぽくなっちゃうんですね。「綺麗すぎて受け付けない」というユーザーの感覚はあると思います。

ユーザー目線だと、食べログとかを見ていて「写真が綺麗過ぎるな」と思うとお店側からの提供写真だなと思って、そこでカットしちゃいますね。ちょいちょい下手くその方がレビューを読みたくなるんですよ。

つまり、とかく広告が嫌われるネット上では、
綺麗に撮るとスルーされて逆効果になることがある。
逆にヘタクソな方がリアルでウケる事がある。

余談だけど、こないだ天才カメラマン・アラーキーの写真展に行ったら、ブレている写真が多くて驚いた。そして有名な方法だけど、素人っぽく日付も写真の中にいれている。そしてそれらが時間の生々しさを演出している。

その写真はnarumiさんの話とどこか似たものを感じた。
綺麗に撮ることよりも、リアルにする方が大事なのだろう。

そして私はそもそもプロカメラマンではないのだから、
ヘタクソにも可能性があるならうれしいことだ。


ちなみにカメラは初心者でも使えるDMC-GF7を使っている。
人物の「目の位置」を特定してピントを合わせてくれる。
美人は目の鮮やかさが命だから助かる。美肌モードもある。

そして主に人物しか撮らないので、
別売の単焦点レンズにしている。
特にこのレンズは評判も良くオススメだ。


このカメラとレンズがあれば基本は綺麗にとれるので、そこからどう崩していくのか、スナップを載せている「原寸大美人」などでヘタクソ道を試していきたい。「普通に撮れよ」と言われそうだけど。