話題の伝記「スティーブジョブス」を読んで、鹿野司氏の『サはサイエンスのサ』で紹介されていた話を思い出した。
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『市場調査よりも、恋をしよう』

さっそく中谷彰宏氏が本にしてしまいそうなエピソードである。昔のドラマ『愛してるといってくれ』でも、耳の聞こえない主人公が、最後のデートで彼女とお互い抱き合い、「声の振動で相手の声を体で聴く」というシーンがあった。

でも、コミュニケーションが断絶している所をなんとかしよう、と思った結果発明品が出てくるのは面白い。

例えば死んだ人とは話せないが、恐山のイタコがいるように死人と話したいというニーズはある。
仏典と孔子の論語は、いずれも弟子たちが「先生はあのときああ言った」という言動を集めた、いわば古代のwikiのような方法でつくられている。

仏陀や孔子でなくても、ある故人の言動をみんなでwikiなどで集積すれば、どういえばどう答えたか、という一種のbotができるようになる。その故人が自分とも話していたとしても、自分以外の人と話していた内容もわかるわけで、死んでいるけど聞いた事がない話も聞けることになる。いらんか。

ちなみに『サはサイエンスのサ』は凄まじく面白い本です。おすすめ。

スティーブ・ジョブズ I
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サはサイエンスのサ
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